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めまい大辞典では、目眩の原因・症状・対策などを一般の方にも分かりやすくご説明しております。

2009年2月27日

動揺性めまいの4つの原因と病気

フラフラと、ふらつきを起こす症状を「動揺性めまい」と言います。
「回転性めまい」とは違い、景色がグルグル回らずに、まるで雲の上や綿の上を歩いているようで、フワフワしてしっかり立てない・歩けない感じがします。

動揺性めまいの原因となる場所は、主に脳の下の方にある「脳幹」や「小脳」というところです。

脳幹や小脳は、「中枢神経」の一部であるため、動揺性めまいを「中枢性めまい」とも言います。(回転性めまいは、「末梢性めまい」)

脳幹や小脳は、生命活動において、とても重要な働きをしている場所です。
例えば、平衡感覚と共に呼吸や心拍、血圧やのどの渇きを感じることなど、生きる上でとても大事な働きをコントロールしています。

そのため、「動揺性めまいは危険」と言われることもありますが、危険か危険ではないかは、めまいの種類が動揺性・回転性・眼前暗黒感のどれに当てはまるかだけでは判断できません。
回転性めまいでも危険なものもありますし、動揺性めまいでも危険ではないものもあります。軽いふらつき程度のめまい症状だけの方もたくさんいます。

動揺性めまいは、主に、中枢性・全身性・薬剤性・心因性に分かれます。
ではそれぞれを下記で説明していきます。

  1. 中枢性めまいの原因と病気
  2. 全身性めまいの原因
  3. 薬剤性めまいの原因
  4. 心因性めまいの原因

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