2009年3月 5日

回転性めまいの対策

めまいは、まず脳神経外科や耳鼻科を受診することをお勧めしております。ここでは受診することを前提として情報を提供しております。

めまいの対策は原因により異なります。このページではぐるぐるするような回転性めまいの対策を原因別に解説いたします。その前に回転性めまいの種類とその原因を振り返りましょう。

      回転性めまいの種類
原因
 

1.メニエール・内耳炎・前庭神経炎  自律神経失調症

2.良性発作性頭位めまい症      三半規管への耳石混入

 

回転性めまいとは?
見ている景色が右から左、あるいは左から右へ、ぐるぐる回転するようなめまいを言います。詳しくはめまいの種類と原因と対策へ

―対策1― メニエール・内耳炎・前庭神経炎

メニエール・内耳炎・前庭神経炎の対策は、自律神経のバランスを整える
耳鼻科などの病院では、上記のようなめまいの原因は、細菌やウイルスなどの感染だと言われることが多いです。そのため、それらに感染しないように気をつけないといけないと思いがちです。しかし、細菌やウイルスはそこらじゅうにいます。それに感染しないには、無菌室のようなところにいないと出来ません。大事なことは、感染しても大丈夫な免疫力を付けることです。それには自律神経の問題が関わってきます。実は、自律神経が狂うことで免疫力が低下してしまうことが多いのです。
めまいで最も多い原因は、自律神経失調症によるものなのです。自律神経には交感神経と副交感神経とがあります。この二つの神経の働きのバランスが崩れることを自律神経失調症と言います。
交感神経は仕事をしたりストレスを感じる時に働き、副交感神経はリラックスしたり寝ているときに働きます。この副交感神経は体を治す神経でもあるので、この神経が働かなければめまいも治りにくくなります。多この方は、ストレスからめまいを起こしている方が多く、自律神経の交感神経ばかり働いている方がほとんどです。そのため、免疫力の低下が起こります。また、不眠症なども起こす場合もあります。めまいを起こすので眠りたいのだけれども、何だかぐっすりと眠れないという方もいるかと思います。
自律神経失調症とメニエール・内耳炎・前庭神経炎との関係は、めまいと自律神経失調症の関係をご覧ください。

-対策2- 良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症の対策は、安静か耳石を元に戻す操作法
良性発作性頭位めまい症は、三半規管の前方ににある前庭からカルシウム分を含んだ耳石が、三半規管の中に混入することで起こります。
発作までのメカニズムかこちらをご覧ください。良性発作性頭位めまい症の発作のメカニズム
良性発作性頭位めまい症の対策は、とりあえず頭を動かさないでください。すると30秒以内にはめまいは収まりますので落ち着くと思います。そこで今度はわざとめまいを起こす方向に頭を動かしてみてください。30秒以内にめまいが収まるようなら安心してください。めまいはしますが、良性発作性頭位めまい症です。一応、めまい外来や脳神経外科で検査をしてもらうことをお勧めします。
30秒以上めまいが収まらないようでしたら、出来るだけ早く脳神経外科に行くようにしてください。なぜなら、悪性発作性頭位めまい症という、中枢神経(脳や脳幹)の障害の場合が考えられます。

良性発作性頭位めまい症は、めまいを起こす方に頭位を取り続ければ自然に消失すると言われていますが、これは正確ではありません。実は、前庭部から三半規管に剥がれ落ちた耳石を前庭部に戻す頭の操作法があります。しかし、適当にめまいのある方向に頭位を動かした場合、偶然に耳石が前庭部に戻ることも考えられますが、おそらく戻らないケースも多いと思います。
良性発作性頭位めまい症の際は、耳石を前庭部に戻す頭位操作法があります。これを行うと70%の確率でその場で治るという報告がありますが、一般の方がそれを行うには難しいでしょう。しかし、良性発作性頭位めまい症の場合は、2~3週間で自然と治るとされていますので、あまり心配はいりません。一応、めまい外来や脳神経外科などを受診し、専門家のアドバイスを仰ぐことにしてください。

回転性めまいの対策

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