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めまい大辞典では、目眩の原因・症状・対策などを一般の方にも分かりやすくご説明しております。

2019年4月10日

全身性めまいの対策

 全身性のめまいの原因は下記になります。

  1. 自律神経失調症
  2. 貧血
  3. 低血糖
  4. 発熱

 まずは、1.自律神経失調症によるめまいの対策をお伝えしていきます。

▼ 自律神経失調症による、めまいの対策

 自律神経失調症とは、自律神経の働きが乱れていることをいいます。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経が過剰に働き、副交感神経が働かないのが乱れている状態です。
そのため、自律神経の働きの乱れを元に戻す必要があります。

 そのためには、ストレスから離れる必要があります。なぜなら、我々はストレスに接すると交感神経が自然と働いてしまうからです。

 この状態が続くことで、交感神経が過剰に働いてしまうのです。すると血流が低下して全身の酸素が不足気味になり、めまいが起きます。(他の症状も出ることも多いですが)

 そこで大事なのが、ストレスの分類です。実はストレスは下記の4つに分けられます。

  1. 精神的ストレス
    気分がマイナスになるようなこと。
  2. 構造的ストレス
    体のゆがみなど。
  3. 化学的ストレス
    栄養素の過不足や化学物質が体に入ること。
  4. 温度と湿度のストレス
    温度や湿度などが不快な環境。

 これらをきちんと分類し、自分がどのストレスを多く受けているのかを確認して、そのストレスから離れる必要があります。

 また、「体が求めていること」を行ってあげることも重要です。眠たかったら眠る・食べたくなかったら食べないなど、体の求めていることを素直に行うと自律神経が整いやすくなります。(仕事や立場でなかなか出来ないこともありますが...)
なぜなら、体の求めていることというのは、自律神経が求めていることだからです。

 例えば、「早起き」・「朝食は必ず食べる」・「一日三食食べる」・「○○を食べると体に良い」・「運動する」など、健康に良さそうな情報があります。

 しかし、あなたの体がそれを求めていなければ、やらなくても構いません。
むしろ、朝ゆっくり寝ていても、朝食を食べなくても、一日一食しか食べなくても構いません。

 ゆっくり寝ていたいのは、「疲労が取れていないからもっと副交感神経を働かせて体を回復させたい」と自律神経が言っています。 朝食を食べたくない、あるいは、一日一食で良いと感じる場合は、胃腸が「調子が悪いから休みたい」と言っているのです。
それを自律神経が感じ取っているのです。

 そのため、体が求めていることを行うと、自律神経が整いやすくなるのです。


【全身性めまいの原因別 対策】

  1. 自律神経失調症
  2. 貧血

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